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なにこれ?ギフパ珍百景 vol.1

すくっと立つ真っ白いオブジェ
〜世界淡水魚園〜

なにこれ?ギフパ珍百景 vol.1  - すくっと立つ真っ白いオブジェ<br />
〜世界淡水魚園〜

水族館「アクア・トトぎふ」に一番近い第一ゲートから公園の敷地に入っていくと、観覧車をすぎたあたりで遠くに真っ白い棒状のものが見えてきます。周りには、螺旋状にぐるぐると何かが巻きついているようです。あれは、一体、なんでしょう?

水族館の裏手に見えてくる白い棒状のもの

早速、公園スタッフの篠田智誌さんに訊ねてみると、「ぜひ、観覧車に乗って見てみてください!」とアドバイス。観覧車の上から見ると、なにかヒントがみつかるのでしょうか。

すくっと立つ真っ白いオブジェ 〜世界淡水魚園〜 1

観覧車に乗って高い位置に到達すると、「さっき見ていた白い物体、高いところから見ると何かに見えてきませんか?」と篠田さん。観覧車に乗ると、周りの大自然の中に真っ白い物体がより際立って、まるでバースデーケーキの上に立っているキャンドルのような感じもしますね。

すくっと立つ真っ白いオブジェ 〜世界淡水魚園〜 2

「お!大正解!あの白い物体は、『オアシスキャンドル』と公募で名付けられたオブジェなんです。日が暮れるとライトアップされて、とってもきれいですよ。オアシスキャンドルは、1999年に日本初の環境共存型パークゾーンとしてこの世界淡水魚園が誕生するときに、自然との共有をテーマに作られた光のモニュメント。デザインは、東京タワーをはじめ、東京ゲートブリッジや六本木ヒルズ森タワー、パリのエッフェル塔など、日本のみならず海外でも活躍されている照明デザイナーの石井幹子さんによるものです。このモニュメントは、2000年に北米照明学会 国際照明デザイン賞も受賞しているんですよ」

近づくと見えてくる、もうひとつの表情

観覧車を降りると、「白いオブジェの周りにある螺旋状のもの、見えますか?」と篠田さん。確かに、なにかが螺旋状に巻きついているのが見えます。歩いて近づいてみると……これはもしかして、魚ですか⁈

すくっと立つ真っ白いオブジェ 〜世界淡水魚園〜 3

「螺旋状に巻きついて見えるのは、岐阜の県魚の鮎が連なっている姿なんです。この光のモニュメントができた当時の岐阜県の市町村数と同じ99匹の鮎が、空に向かって上っていくようなイメージなんですよ。近づくと肉眼でも見えますが、よかったら望遠鏡で覗いて見てみてくださいね」

白い棒状の物体の正体は、昼間は自然の中で存在感を放ち、夜になると幻想的に光りを放つモニュメント。空に向かってスッと立ち、力強く空へと泳いでいく鮎を見ていると、なんだか前向きな気持ちになってきます。
観覧車に乗って視点を変えると、歩いているだけでは見えてこない景色が見え、近づくと新しい表情に気づくことができたのは、今回のおもしろい発見でした。時間や季節によって、さまざまな表情を見せてくれるオアシスキャンドルに注目してみてください。