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わたしのすきな場所

四季の移ろいを感じながら深呼吸する場所

わたしのすきな場所 - 四季の移ろいを感じながら深呼吸する場所

ぎふ清流里山公園は、四季折々の鮮やかさを色濃く感じることができる場所。敷地内の高低差も、この季節の美しさをより感じることができる良さです。今回、お話をお聞きするスタッフの小栗政子さんとは、公園のゲートで待ち合わせをすることに。彼女が好きな場所まで、一緒に歩いて向かいます。一体、どこに連れて行ってくれるのでしょう。

すきな場所:双六学校前の高台
小栗政子さん(ぎふ清流里山公園)(世界淡水魚園)

疲れた時のリフレッシュは季節を感じる高台で

ゲートの前でお会いした途端、「ちょっと歩くんですけどいいですか?」と小栗さん。ゆっくりと緩やかな上り坂を歩いていきます。編集部員がほんの少しだけ息切れをしても、「仕事中は、多い日で約3万歩も歩くんですよ。平均しても1万歩は歩いていますかね」と言って、小栗さんはにっこり余裕の表情。

ゲートから10分程かけて坂を登り、展示などを行なっている古い木造の校舎「双六学校」のあたりで立ち止まると、くるりとゲートの方に身体の向きを変えて、「ここが好きなんです」と小栗さん。そこは、公園の景色が一望できる高台で、随分と登ってきたんだなぁ、とあらためて感じることができる場所でした。

「ちょっと疲れちゃった時や心が落ち着かないような時には、ここにくるとホッとするんです。ここで深呼吸をするとリフレッシュできますね。 それに、春は桜、夏は向日葵、秋は紅葉がきれいですし、冬の雪景色も幻想的でいいんです。
 

私が特に好きなのは、新緑の時期。やわらかな風の感じとかふわっとした程よい暖かさがとっても心地よくて、ここでゆっくりしていたくなります。15時くらいの感じが好きですね。少し西に傾き始めた陽の光が植物を照らしてキラキラとしている感じがとってもきれいで」

確かにこの場所に佇んでいると、鳥や虫の鳴き声が聞こえてきたり、木の葉や植物が風に揺れるのが見えたり、ずっとここにいたくなるような心地よさがあります。
 
高台の上にいるからか、ふっと身体が軽くなるような、ちょっと飛べそうな気がしてくるから不思議です。
 

視線を足元に落とせば〝宝物〟に出会える

「ここって、私にとっては宝探しみたいな気持ちになれる場所。このあたりって、よく見るときれいな形の枯葉や木の実、松ぼっくりが落ちているから、ついつい探したくなっちゃうんです。秋には、このあたりの柿の木も紅葉してとっても色鮮やかなので、その落ち葉も美しくて」 と小栗さん。なぜ、落ち葉や木の実を集めるのでしょう?

「年に12回くらい、公園内のあじさい工芸館でこういう落ち葉や木の実、落ちている木の枝を使って立体的なオブジェを作る枯葉アートのワークショップや冬にはクリスマスリースを作るワークショップを開催して、みなさんに教えているんです。この公園の中を歩いていると、いろいろ作りたいものの発想が浮かんでくるので、それも楽しいですね。ワークショップの時は、参加者のみなさんも一緒にこのあたりに来て、一部の材料を拾い集めたりもしますよ」

聞けば、小栗さんの前職はピアノの先生。そう聞くと、ワークショップで教えているというのは合点がいきます。でも、なぜ公園でのお仕事をされるようになったのでしょうか。
 

「40代後半まではピアノを教えながらバンド活動もしていたんです。曲作りをするときに、イマジネーションを広げたくて訪れていたのが公園。そうやってよく足を運んでいるうちに、公園でのお仕事もいいなぁって興味が湧いてきたんです。それまでやってきた先生という職業以外にも、自分の好きなことをやってみたいっていう想いがあったので、思い切って公園のお仕事に就くことにしたんです。転職したのは今から17年くらい前のことですけど、今の仕事はとっても好きですよ!」
 

 
今、小栗さんが担当しているのは、主にイベントの企画。どんぐり広場や昭和座で行われている音楽ライブや人形劇などのブッキングから当日の運営まで、イベントにまつわる全てを行なっているのだそう。
 

「もともと音楽は好きなので、ステージ企画のお仕事は楽しくさせていただいています。音楽イベントなら、クラシック、ジャズ、ロック、和太鼓など幅広く企画しています。あとは、お子さんが楽しめる人形劇や知立市の人形浄瑠璃もやっていますね。大切にしているのは、親子三代で楽しめるものにするということ。みなさんに楽しんでいただけていると、本当によかった!とホッとすると共に、とっても嬉しくなりますね」