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公園の小さなものがたり

やわらかく楽しく公園を支える人たち

公園の小さなものがたり - やわらかく楽しく公園を支える人たち

花フェスタ記念公園は、広大な敷地のいたるところにバラを中心としたさまざまなカラフルなお花が咲き、ゆっくりと公園内を歩いているだけでも、心が華やいできます。この公園を、そんな美しさの溢れる場所に保っているのは、社員として働くスタッフだけではありませんでした。

楽しい空気はお客様にも伝わっていくから

ここでスタッフとして長年働いているスタッフの日比野さんに公園を案内していただいている時、「働いていると、バラに詳しくなりますか?」と素朴な質問を投げかけてみると、「バラは大好きで毎年咲くのが楽しみなんですけど、知識という点ではボランティアさんの方が詳しくて!教えていただくことの方が多いんですよ」と彼女。

「この公園は、70人くらいの方がボランティアスタッフとして登録してくださっています。私は2014年くらいからその担当で、希望日に合わせてシフトや配置を決めたり、ボランティアスタッフの方のケアをしたりしています。お話しするのがお好きな方には来園者の案内をしていただいたり、バラが好きで植物に詳しい方にはバラの説明をしていただいたり、話すのは苦手だけど、ごみが落ちてないきれいな公園にしたいという思いがある方は園内の清掃活動をしていただいたり。
その方の好きなことや得意分野を考慮しながら、楽しんで活動していただけるように、そして飽きずにいろいろなことを体験していただけるように、配置などを考えています。」
 

「ボランティアさんには、できるかぎり楽しく活動していただきたいんです。それは、その楽しさが、きっとお客様にも伝わると思うから。私たち社員スタッフは、どうしてもハードなこともやらなくてはならないので楽しいばかりではないんですけど、ボランティアスタッフのみなさんのお客様への柔らかい対応や繊細な気配り、好きっていう気持ちや楽しそうな笑顔が、私たちができないソフトな部分を補ってくださっていると思うんです」

 

じっくり築いてきた温かな信頼関係

「あ、ちょうど今、ここ5年ほどボランティアスタッフをやってくださっている方が活動してくださっているんです。ご紹介したいので、ちょっと待っていてください!」と日比野さん。そして、にこにこと笑顔でいらっしゃったのは、2015年の県のイベントでボランティアスタッフをして以来、ここでのお手伝いを続けているという古閑さん。「今日は11時半から14時まで、バスの乗り降りのサポートをしたり、お客様のご案内をしたりしています。お花も大好きですしね。これだけ広い公園でいい運動になりますから、毎回楽しんで活動させてもらっているんです。お花はね、見るのは大好きなのだけど、名前はなかなか覚えられなくて(笑)。ボランティア仲間にとっても詳しい方がいらっしゃるから、教えてもらうこともありますよ。あ、そうそう、ここで一緒に活動してお友達ができるのも嬉しくて!ここでの活動は、とっても楽しいですよ!」
 

日比野さんと古閑さんが話している様子は、お互いににこにこしながら和やかな雰囲気。ちょっと歳の離れたお友達のような、仲の良い母娘のようなお二人の表情に、スタッフとボランティアの間にある温かな信頼関係を感じました。

「ボランティアで来てくださっている方はご年配の方が多いので、みなさんがいきいきと元気に活動している姿を見ると、私も嬉しくなります。ここ数年の中で、途中で体調を崩されてお辞めになった方や亡くなってしまった方もいらっしゃるのですが、その方のお気に入りのバラの花の前を通れば、いつもその方のことを思い出します。そういうことをきっかけに、あらためてバラの魅力に気付かされることもあるんです。」